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GM60 実演開始~!
Nです。
皆さんこんにちは
今日は新機種のご紹介です。
2020年5月~アメリカでは薪ストーブの排出ガス規制の基準が更に厳しくなり、現行機種では新基準をクリア出来ないストーブも出てきました。
各メーカー新機種を発表したり炉内の仕組みを改良しマイナーチェンジしたりと
日本国内でも取り扱いモデルが大きく変化しています。
そんな中、今回はハースストーン社のグリーンマウンテン60ハイブリット通称GM60を紹介します。
以前ヘルゴン社から販売されていたE-30シリーズの本体を利用したニューモデルです。
えっ!って思う人もいると思いますが親会社が一緒なのです。
なので現在もE-30シリーズはヘルゴン社から発売されています。
それでは中身を覗いて行きましょう。
まずは新しく追加された触媒から。
煙突口元の真上からの除くと煙突の真下に触媒2つがセッティングされています。
本体付近の排気温度が高そうですね。
今度、非触媒機と並べてテストしてみます。
そして背面から
付属のリアヒートシールド(背面遮熱板)と背面の触媒取り外し用?の鋳物プレートを外せば簡単に触媒が取り外すことが出来ます。
触媒って使い方が悪かったり、湿った薪を焚いたりした時にはシーズン中でも詰まると掃除が必要になるのですが機種によっては取り外しが大変だったりするんですよね。
その点はボルトを数個外せば触媒の取り外しが出来るので簡単。
続いて炉内
触媒の手前にダンパー
初期着火時や温度が低くなった時、薪を追加する時などにはダンパーを開けて使用します。
一見、薪を追加する度にダンパーの開け閉めが面倒と思われがちですが
慣れてしまえば大丈夫。
ダンパー付きの機種を使われているユーザーさんに面倒かどうか確認すると別に面倒ではないと皆さん言われます。
基本、ほとんどのユーザーさんがその機種しか知らないから…w
本体の入れ替えを2~3回している方や薪ストーブ屋は別ですが。。。
こちらがダンパーの開閉操作用のハンドル。
右側面後方部にあるのですが個人的には左側面仕様と右側面仕様を選べれると最高なんだけどなー
右に壁なんてあると操作しにくい。
再び内部に戻り、内部パーツを組み立てていきましょう。
背面中央にバーミキュライトを1枚はめて、二次燃焼吹き出し口のT型の鋼板製パイプを差し込み、背面の石をはめます。
こちらもダンパーに続き大きな変更点の一つです。
ヘルゴンのE-30シリーズは背面、側面、炉床、バッフル全て鋳物でしたがGMはバッフル以外全て石。
さすがハースストーン社
蓄熱性や輻射熱にどれぐらい影響が出るか楽しみです。
こんな感じで側面、バッフルも組み立てていきます。
バッフルはバーミキュライト
床の石は敷いていないがこれで炉内パーツの組み立て完成!
炉内パーツに関しては工具は1つもいらずパズルの様に組み立てていくだけなので
自分でメンテナンスをやりたい方も簡単に分解、組み立てが可能です。
シンプルなデザインでウッドハンドルがかわいらしいですね。
ユーザー目線でいくと温度計、含水率計(薪の水分測定器)、ガスケットボンドがサービス品としてついてくるのも嬉しいです。
W660 H760 D460 と本体はミドルサイズだが最大出力15120kcal/17.5kW 最大暖房面積が~54坪とかなりの能力。
こちらはあくまでもメーカー発表の数値なので1つの目安として捉えて下さい。
焚くのが楽しみだー
もちろんご来店頂ければ体感できますがご来店いただく際は必ず予約をお願いします。
緊急事態宣言中につき福沢さんには外出禁止を出してるにも関わらず出かけたまま帰ってこず
財布の中身は常に緊急事態のNでした。